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幼稚園児の頃に読んだ絵本「ラチとらいおん」が僕の原点だ。

あらすじは世界一弱虫だった男の子・ラチのもとにある日ボケットに入るほどの小さい赤いライオンがあらわれる。

そのライオンに励まされ毎日一緒に特訓するうちにラチは少しづつ自信をつけ勇気を持つ。

やがて自力で友を助けられるほどラチが強くなるとライオンは「もう自分がいなくても大丈夫」と手紙だけ残して去って行く。

幼稚園児の頃の僕の友達はラチに自分を投影していたが僕は赤いライオンに憧れを持つ。

弱者を支えてその人が一人歩き出来るようになり彼がライオンの存在を忘れた頃に恩着せがましことも言わずに「もう自分がいなくても大丈夫」と手紙だけ残していなくなる。

僕はあの日に憧れた赤いライオンのような生き方をして来た気がする。

だからきっとウチの愛弟子たちがみんなチャンピオンになって社会でも信念を通せる人物になって幸せになったら気づかれないように何も言わずみんなの前から姿を消すような予感がしている。