キックボクシングジムに東京で通うなら白山道場(はくさんどうじょう)へ【初心者歓迎】

ほんの数時間前に母が永眠した、お稽古を終えて死に顔を見に行くと母は笑っていた。

それは母の介護を四年のあいだ献身的に行った実弟の親孝行に対しての笑顔だろう。

それに引き換え僕は介護の欠片もしていない、それでも武家の末の母の言いつけ通りサムライらしく生きた証が僕の親孝行だ。

幼少の頃に母が子守唄のようにいつも口ずさんでいた藤圭子の「夢は夜ひらく」が頭の中でこだましている。