最悪の体調の中で何とか一週間を乗り切った、そう思った瞬間(最終受付時間を過ぎて)に来た会員には殺意すら覚えたがグッと堪えて自主練を勧めた。笑
その逆に混雑する時間帯を避けていつもと違う時間にお稽古に来てくれた選手、試合が間近にも関わらず自分の練習メニューを軽くしてくれた選手、あえてお稽古を休んでくれた選手など僕の負担を軽減する為の思い遣りの行動を取る会員もいる。
例えば平日は15時から21時まで毎日一般の会員たちのお稽古をつけながらそれと並行して3時間ぶっ通しで選手たちのミット持ちをしていると体調を壊す間隔が短くなって来ている、それは僕の年齢に伴う衰えに反比例して選手たちの実力が上がっている証拠に他ならない。
だから体調が悪化する事は良い事だと思うようにしている、その上で時には選手たちの思い遣りに甘えながら老体に鞭を打ち行けるところまで頑張りたいと思っている。